地域を知る~相模原市 芋がら
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芋がら
相模原市の農作物と言えば・・・やっぱり大和芋をすぐに思い浮かべると思いますが、大和芋は市内の相模線沿線地域に農家さんが多いように思います。
筆者の義母の実家も大和芋生産者でした。
大和芋はとても美味しいですが.....作っている農家さんは減少しているようです。
筆者の家も、元専業農家でしたが、今は非常に細々と仕事が休みの週末に、できる時だけ畑をやっています。もうじき、里芋や八つ頭の植え付けを行う季節がやってきました。
先日、根小屋地区に住む方から、根小屋地区で畑をやってらっしゃる方が、里芋の緑色の茎を干さずに炒め物にしたりして食べるという事を聞きました。
筆者の家では、「茎を食べるのは八つ頭で、里芋は食べられない」と教わってたので、根小屋地区では食べる風習があるという事にびっくりしたものです。
前置きが長くなりましたが、そんな話を聞きましたので、今日は八つ頭の茎に関するお話です。
八つ頭って、スーパーでもあまり見かけないと思いますが、いかがでしょうか。
里芋の茎は緑色で、八つ頭の茎は、赤紫色をしています。画像は、筆者の自宅で採れた八つ頭の茎と、それを干したものです。
まず、茎をカマで刈り取り、それから芋を掘り起こします。赤紫の茎は、その場で皮をむいて(アクで手が真っ黒になります)、干して乾燥させます。小さく切って網の上などで干す人もいれば、長いまま吊るして干す人もいて色々かと思いますが、筆者は後者のやり方で、干してから切っています。
里芋の場合は、シュウ酸カルシウムというアクが強いようです。そういったことから、食べられる茎は八つ頭の茎と聞いていたのかもしれません。
シュウ酸といったら、生で食べられないほうれん草にもシュウ酸が含まれていますね。
この八つ頭の茎を干したものを、「芋がら」と呼んでいますが、食べた事がない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
筆者は、熱湯で戻しすすいだ後、炒め煮にしますが、味は何とも言えない美味です!何と表現したら良いかわかりませんが、芋がらにしかない味といいますか.....。
芋の部分ではない、捨ててしまいそうな茎の部分が、こんなに美味しいとは。
廃棄もなくなるし、保存がきくし、一石二鳥ですね。
昔の人って、ほんとスゴイ!干して食べようって考えられるってスゴイ!
筆者だったら、カラカラに干からびた枯れたような茎が、まさか美味しく食べられるなんて、想像できません。
なかなか、売っていない所も多いので、地産地消で相模原市の食材を使用している学校給食などで、是非芋がらを子供たちにも食べてもらって、未来につなげる食材にしてもらいたいものです!